11月に入り、秋は深まる一方です。

看護学生さんは、実習の終盤になってきましたね。

 

今日は、「終末期の看護」がテーマです。

いつものような写真は今回はなく、少し長くなりますが、

最後まで読んでいただければと思います。

 

 

エピソード1.

先日、当直帯で新人看護師と一緒にエンゼルケアを行いました。

ここは急性期病棟で、慌ただしい夜でしたが、新人看護師は「あの、この方はしばらく洗髪ができていなかったので、やりたいのですが、いいですか。」と聞いてきました。エンゼルケアの中でも洗髪は当然のケアではあるが、当院ではあまりできていない現状があります。私は、ハッとしました。

私は気づかなかった、大切なことに…と。

そして、新人看護師に対して、「こういう所にもケアの視点がしっかり備わってきている。」と、とても喜びを感じました。

 

 

エピソード2.

地域包括ケア病棟で、女性の患者さんが永眠された日の夜。

この時、看護師と補助者がエンゼルケアを行いました。

私は、最後のお別れに訪室すると、本当に生前の患者さんがベッドで休まれているかのように、とても綺麗でした。

私は思わず、「わ〜、外来でお会いしていたころの○○さんですね。」

というと、娘さんが、「母に戻りました。」と言って、号泣されました。

看護師も、補助者も、心を込めた最後の看護を届けてくれている

ことに、これまた大変嬉しかったのです。

 

 

先日新人看護師は、「終末期の看護を学ぶ」とういうテーマで、集合教育を

受けました。

その評価表に書かれた感想を一部紹介します。

 

1.

エンゼルケアは、私たちができる最後の看護なので、本人に対しても、

家族に対しても心を込めて接していきたいと思います。

2.

私は産婦人科病棟で働いているので、あまり死後のケア(大人)に当たることはないですが、とても参考になる研修でした。

人はなくなっても、その後、家族や周りの親しい人達と思い出を共有していくし、それはずっと残るものになります。最後の時を良い時間として過ごせるように、病院で関わるスタッフとして、たくさんケアをしていけるように、技術や姿勢を学ぶ必要があると思いました。エンゼルケアもとても綺麗でした。

3.

特に死の前後を見ていない訪問者の人達にとって、患者さんの生前の姿と死後の姿があまりにも違うと、衝撃も大きいと思うので、最後のお別れの時に、患者が生前の姿に近い姿でいられるとうのは、その人の尊厳にも繋がると思うので、エンゼルケアの重要性はとても大きいと思いました。

 

 

KOMIケア理論を学んだり、終末期の看護を学んだとしても

実践に繋がらなければ、それはただの知識です。

今日紹介したエピソードは、患者さんへの関心があるからこそできた看護だと思います。

忙しさの中に「これが看護なんだ。」と感じる瞬間がたくさん持てる看護職の集団

であり続けたいと思っています。

 

by-三女M

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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