4姉妹、長女のK子です。
去年4月に就職した新人看護師に対して、
一年間実施してきたKOMI基本コースが終了しました。
教育にあたる病棟主任たちは、これが終わるとホッとするそうです。
評価表を見ながら、一年目の看護師たちの成長と、
それを嬉しそうに話す主任たちの表情からは、研修後の達成感を感じました。
今回の研修は、一年間学習してきた目的論・対象論・方法論を、事例を使って復習することがねらいです。
事例は当院事務職員の入院体験記「つくづく思い知らされた“看護”の大切さ」
看護とは何かをたくさん教えてくれる体験記。
私たちが学んで欲しいと思っていたことは、しっかりと伝わっていました。
KOMI基本コース1〜5
学んでほしいこと
この事例は「看護覚え書」を構造的に学ぶことができます。
事例検討(グループ発表)
4グループにわかれて議論し、模造紙に書いて発表。
ケアの5つのものさしにそって評価し、気付きをみんなに伝えていきます。
1グループごとに担当の主任が解説・コメント。
「いいよ、その気付き!」「そのとおりだね」
「病人にとってどうなの?」
「この苦痛は2つのうちのどっちかな?」等々。
換気の大切さ、看護師の観察の重要性がよくわかった。
「何のために看護師は存在するのか」を考えさせられた。
皮膚の清潔は、単にきれいにするだけではなく、回復意欲を高めることにつながる。
病期に適した“変化”をみきわめることが大切。
細胞のつくりかえに“睡眠”がどれほど重要かがよく分かった。
ベッド上安静ではあるけれど、
上肢は使うことができるので、持てる力を最大限に生かせる生活過程を私たちが創る、
等々の意見がありました。
阪南中央病院 ナイチンゲールKOMIケア理論教育コースの変遷
※看護部ホームページをご覧下さい。
- 2019.02.06 Wednesday
- ナイチンゲール阪南KOMI
- 17:16
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- by 看護部4姉妹