看護覚え書・13 病人の観察の後編です。この章は、1節から96節まであります。事前課題として、

この中で、キーセンテンスと思うものをそれぞれ3つずつ挙げました。

講師である石川元副院長は、そのレポートから、皆んなが、どの節を挙げているかを調べられました。



皆んなが挙げた中で1番多かったのは、

(96)

正しい観察が極めて重要である事を強調するにあたっては、何のために観察をするのかと言う視点を見失うような事は、絶対にあってはならない。観察は、雑多な情報や珍しい事実を寄せ集めるためにするものでは無い。生命を守り健康と安楽とを増進させるためにこそ、観察するのである。


次に

(2)

看護師に、課す授業の中で、最も重要でまた実際の役に立つものは、何を観察するか、どのように観察するか、どのような症状が病状の改善を示し、どのような症状が悪化を示すか、どれが重要でどれが重要でないのか、どれが看護上の不注意の証拠であるか、それはどんな種類の不注意による症状であるか、を教えることである。


(60)

ところで、看護については「神秘」などはまったく存在しない。良い看護というものは、あらゆる病気に共通するこまごましたこと、および一人ひとりの病人に固有のこまごましたことを観察すること、ただこれだけで成り立っているのである。


でした。石川講師はいつも私たちの心を掴んだ講義をして下さいます。阪南看護が大好きな集団なので、受け手側にとても響くんですよ。うん、うん。


この章は、ナイチンゲール看護論の「方法論」の核心をなす部分になるようです。

ナイチンゲールが、何を言わんとするのかを考えながら読み解いていく大切さを学びました。


by-三女Mき

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